フィリピンフライトまとめ of AOPA2012手直し


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フィリピンフライトまとめ

事務局長 畑仲 紀子

AOPAでは本年7月頃より台湾へのフライトを計画し、我々の台湾の友人Shaun氏を通して台湾当局と折衝しておりましたところ、直前になって台湾の政情不安定との事情から実現が難しくなりました。せっかく10機余の機体エントリーを希望しておりましたので、AOPAフィリピンのROA氏とセブ島の仲間石田氏にお願いして、台湾とあまり距離差のないフィリピンの最北部に位置するラオアグ国際空港へdestination change 。

最終的に機体6機24名の参加となりました。

あいにく台風シーズンだったため、次から次へと南方に発生する台風のニュースに出発前2週間一喜一憂の毎日でした。フィリピンの石田さんからも雨期なので可能性は低いですよと心配のお電話をいただき、事務局としてはその判断を迫られておりました。参加者からもキャンセル料が発生する前に中止した方がいいのではとの意見が大半をしめていたのですが、今回PA28でエントリーした長野の春原理事の「先の天候を心配していたら小型機は飛べません。天気は当日までわからない。もし当日飛べなかったらそれに伴うキャンセル料はいくらでも払います。だから是非進めて下さい。」との心強いお言葉があり、さらに野村理事がナハの測候所と相談したところ6:4で行けるとの予想。これはもう運を天に任せるしかない!と、GOの決断をして10月5日、全6機、那覇に集合しました。その夜は、夕食のあとブリーフィング。皆、真剣に明日のルートチェックです。

翌朝、我々の祈りが天に届いたように美しい青空です。そしてこの天気は全機が基地へ帰るまで続きました。川満支部長の完璧なるハンドリングのもと我々は石垣島でかくもスムースなる出国手続きと燃料を補給して一路フィリピンラオアグ空港へ。

ここでちょっとハプニング。熊沢理事のお嬢様佳子さんが、旧いパスポートを持参のため出国できず沖縄で私達の帰りを3日間ひとりで待つことに・・・・佳子さん可哀想でした。

ラオアグでは、ROAさんと石田さんが我々の到着を暖かく迎えて下さいました。空港の貴賓室には州知事からのフルーツやお菓子も用意されていて、石田さんがマニラから運んで下さったドラム缶の燃料を入れている間、皆ひと休み。

ここですばらしいサプライズ! 台湾のShaun氏が今回の台湾フライインの中止をお詫びしたいとわざわざ台北よりマニラ経由ラオアグまで来て下さって私達を待っていてくれたのでした。


翌朝はフィリピンの高原リゾート地バギオへのフライト。急峻な山間部に空港があるため心配した部分もあったのですが、我らAOPAパイロット達は皆スリリングな風景を楽しみながら難なく着陸。3台のバンに分乗して山岳民族の住居跡を見学したりフィリピンの文化に触れました。昼食のあとすてきなリゾートホテルにチェックイン。午後はROAさんが山の中の温泉に連れていって下さいました。

この夜の夕食パーティーにはバキオの市長も同席して下さり、皆たのしく高原の一宵を過ごしました。

翌日はもう帰国日。朝早くバキオを発ち再びラオアグへ。給油を終えた機体から一路沖縄へ。PA28は帰りも石垣経由なので一番機です。あとの機体は那覇直行。

那覇ではいつも通り川満支部長がニコニコと、何事もなかったように全ての事前手続きを終えてスポットで私達を待っていて下さいました。そして、ひとり寂しく待っていた佳子さんもお父様と会えてニッコリ。

その夜の那覇での宴会の盛り上がりはスゴイの一言。皆フィリピンフライトをやり遂げた喜びと達成感で感無量。夜遅くまで泡盛とチャンプーと笑いの渦でした。

こうして本年最大のイベント2006年AOPA海外フライトは、全ての行程を安全無事に終了いたしました。今回も大勢の方々に支えられて成功したフライトでした。
完璧なる手配をして下さったROAさん。
17本ものドラム缶を手配して下さった石田さん。
2人ともマニラから飛んできて下さって全行程同行して下さいました。
台湾のShaun氏も唯お詫びを言うために台湾から駆けつけてきて3日間同行して私達と友好を深め、来年の台湾フライインを約束してくれました。

そして何より川満支部長の存在なくしてこのフィリピンフライトは成立しないのです。
私達の沖縄でのスムースな出入国は全て川満支部長の完璧な手配と準備によって成り立っているのです。
川満支部長に心より御礼申し上げます。

最後に、参加して下さった勇気あるパイロットの皆さん、ありがとうございます。今回は大ベテランから新人パイロットまで24名。海外フライト初参加の方も多く、本当にすばらしい経験をしたと思います。

AOPA史上に残る素晴らしいフライインでした。