AOPA-JAPANフィリピンフライト of AOPA2012手直し


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AOPA-JAPANフィリピンフライト

副会長 山縣有徳

今回のフィリピンフライトは、以前から企画され、十数機もの参加が予定されていた台湾フライトが直前になって、台湾国内の政治状況によりキャンセルされたため、参加者のみなさんの強い希望により急遽、決定しました。心配されたフィリピン近海で発生の台風もはるか東方海上に逸れ、絶好のフライト日和の中、各機那覇に前日の10/5夕方集結しました。

ROAHでの、前日到着時及びCIQを含む地上ハンドリングは、いつもながら川満沖縄支部長のお世話で大変スムーズに行われ、10/6 08:30頃から順次ROAHを離陸しました。N168以外は石垣経由でした。我々の機体のみ直行コースを選択し、N168LPは10:50、CHURA-1 DEP.でROAH R/W36を離陸し、毎度おなじみのルートROAH-V91-MYC-B462-SADEK-MEVIN-RPLI で一路LAOAG空港(RPLI)を目指しました。
高度10,000ftで眼下に東シナ海、太平洋、バシー海峡を望みながら、穏やかな日和の中、快適なまさにuneventful flightで4時間20分後の14:10LにRPLIにVOR R/W01で着陸しました。(15-20ktの向かい風成分は有り。)空港には、AOPA-Philippines のJoy Roa 氏、セブ島の石田氏がAV-Gas 100LLを満載した大型トラックとともに我々を待ち受けていて下さり、飛行機にはおいしいAV-Gasを、クルーたちにはターミナルビル内の貴賓室でおいしい南国風ランチを給油しました。 因みに、RPLI国際空港ですがAV-Gasがないため、石田氏の手配でマニラからトラックで陸上輸送したものです。
また、台湾からわざわざMr. Shaun Huang(黄湘氏)もかけつけて下さり、我々AOPA-Jと今回のフィリピンフライトに全行程同行していただく事になりました。

ここLAOAGは、故マルコス元大統領の地元でもあり、縁戚のマルコス州知事から差し入れのおいしいランチをいただいている間に、CIQ手続きは完了しいよいよLAOAG市内に向かってバスで出発です。途中、世界遺産の古い教会や民族博物館などを見学して、FORT ILOCANDIA RESORT HOTELにチェックイン。このリゾートホテルは故マルコス大統領のために建てたとかで、広大な敷地の中にカジノや動物園まで併設されていました。


夜は、マルコス北イロコス州知事主催のディナーに全員招待され、豪華なディナーを頂きながら、AOPA-JとAOPA-Pの交流を深めました。

翌10/7は、朝8時ごろRPLIを離陸し、取材のカメラクルーを同乗させて空撮しながらバギオ空港(RPUB)に9時半頃着陸しました。この空港は、R/ W 09/27 1680X30m VFR専用空港で標高4,251ftの高地にあり、三方を山に囲まれているため慣れないと結構難しい空港です。それでも、さすがAOPA-Jのパイロットは整然と着陸し、フィリピンの彼の地にAOPA-Jの名を高らしめました。
バギオは、標高が高いため熱帯のフィリピンでも涼しく、フィリピンの軽井沢とも言われています。実際に、30℃近いLAOAGから来ると20℃ちょっとのバギオは別天地のようです。この気候に目をつけた当時のアメリカが計画的にこの町を作ったそうです。

空港からさらに山を登ったところにある、CAMP JOHN HAY MANOR という素晴らしい眺望のリゾートホテルにチェックインし、午後は自由時間で、我々希望者はケノン道路という山岳道路を一時間ばかり南下した川沿いにあるKLONDYKE温泉という温泉に行ってみました。山あいの谷川をつり橋で渡ったところに露天の温泉施設があり、アルカリ性単純泉と思われる無味無臭の温泉につかって旅の疲れを癒してきました。

夜は、地元バギオ市長他、市会議員も参加しての夕食会となりました。バギオ市のヤラノン市長は現在39歳という若さで現在二期目をつとめておられるそうで、流暢な英語の説明によると、バギオは太平洋戦争が開戦してしかも終戦したところという事でした。というのは、12月8日に日本軍の爆撃隊の一派はハワイ真珠湾攻撃に向かい、他の一派はここバギオを爆撃したそうです。当時からバギオには飛行場があり、米軍のあまり重要でない施設があったため、戦争第一日目に空襲されたそうです。そして、終戦時にはバギオで日本軍が降伏文書に調印したそうです。そうした歴史的背景があるバギオには当時からの日本人と、最近日本から移住のリタイアした日本人が多く住んでいるそうです。

翌10/8は朝8時頃RPUBを離陸し、途中RPLIで給油したのちROAHにその日の夕方全員無事帰国し、今回のフィリピンフライトも成功裏に終了致しました。

最後になりましたが、沖縄の川満支部長、セブの石田さん、AOPA-P、JOY ROAさん、JEPPESENN AIP CHART を各機分コピー製本して頂いた長野会員はじめ各関係者のみなさん、どうも有難うございました。この場をお借りして厚くお礼申し上げます。