いざ、セントレアへ( of AOPA2012手直し


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いざ、セントレアへ(理事 九州支部 本島 明) NOTES

 2月5日(土)、一度はセントレアFLY-inの話が立消えになりつつあったのが、JAPAの相原理事やAOPAの今橋会長の努力で、計画が実施になるとなったとき、ぜひ参加したいと思っていました。AOPA枠の3機の中に、九州からの1機として参加しました。搭乗者は、鹿児島の坂下会員と大脇会員と私(本島)の3人です。
 『セントレアFLY-in』についての送られてきた資料をチェックしてみたところ、まだ正式に開港していない為、計器飛行での着陸はできない。これは困ったぞ、KOWAまではIFRで行くとして、KOWAからVFRのレポートポイントのMIHAMA、SHIROKO、WESTPOINTが視界の悪いときに見えるかなと不安になり、とりあえず、当日レポートポイントが確実に補足できるようにと、GPSに登録した。海面さえ視認できれば確実に着陸できる様、飛行コースも登録した。(GARMIN295は緯度、経度で登録。よって、BRG/DIST表示からの変換方法について詳しく知りたい方、本島まで。)
 ちなみに熊本からは他にFA200(スーパーウイング)が3機行くことになり、前日1日がかりで名古屋空港まで飛行したとのことであった。

 熊本空港を7:50分離陸後、大分VORに向け11,000feetまで上昇。途中、雲もなく素晴らしい天気となった。IFRの準備が無駄となるくらい、約50ktの追い風を受けてすこぶる順調に飛行。一時、230~240ktの対地速度を指示した。
 南紀白浜空港への進入地点KISEIポイント手前で予定より40分くらい早く飛行していることがわかり、急遽、給油の為、南紀白浜にDESTINATION CHANGEで9:10着陸した。30分で給油、トイレを済ませたが、南紀白浜空港でJAPAのFLY-in事務局から「なぜDESTINATION CHANGEしたのか?」と電話を受けた。不思議に思いながら、「いや、往復の燃料には足りないし、セントレアでは給油ができない。すぐに離陸するから予定の時間には着陸する予定だが。」「わかった。」の一声であった。飛行状況に応じて適切なATCを通じて飛行変更できる、ゼネラルアビエーションのフライトの容易さが理解できていないのではないのかと思った。

 南紀を9時50分に離陸して、天気は快晴だが、計器飛行でセントレアに向かった。
 志摩を過ぎた頃から伊勢湾の上空に雲の固まりがあり5,000feetまで降下したが、雲の中である。KOWAでVFRに切り替えたが海面も何も見えない。まして雨か雪がフロントガラスに吹き付けている。とりあえず、WESTPOINTに機着を向けて、セントレアTCAにコンタクトしたところ、「前方のエアロコマンダに続いてください。」とのこと。「JA5432、NEGATIVE CONTACT、PROCEED WESTPOINT」と答えたところ、「了解。こちらでWESTPOINTまでRADER VECTORします。」とのこと。
 前もって気象状態の最悪を予想してGPSにレポートポイントとコースの登録をしたことが、余裕として落ち着いて対応できた。準備に勝るもの無し、と思った。
 WESTPOINTから090°へ飛行すると、雲の中にセントレア空港が表れた。海上空港の為、見やすいし、場周経路が飛行しやすい。
「セントレアタワー JA5432、good morning」
「JA5432 セントレアタワー、CLEAR TO R/W 36 WIND 340°/15kt」
となり席の坂下さんと「さすが海上空港ですね。15kt吹いていますよ」と話しながら、3,500mの真新しいR/Wに着陸した。

「JA5432 セントレアタワー、TAXI To A-6」国際空港の定番、HI SPEED TAXI WAYを経由して、10:55分、SPOT-206に到着した。

 機体から外に出るとすごい寒さである。震えながらランプバスでFLY-in事務局へ向かった。今橋会長、畑中事務局長、地元の熊沢理事らと合流し、セントレアの見学会となった。
 今橋会長の友人であるセントレア空港の社長、平野幸久さん自ら、AOPAの団体を案内していただいた。よって、取材中のTV局が、平野社長が案内をしている団体として驚いてTVカメラを向けて取材していた。セントレアの建物については、民間の主導で行えばこんなにすばらしいものができるのかと、思った。
 午後13時を過ぎた頃から八尾の桂文珍さんの先尾翼機を先頭に、帰投の離陸が始まった。JA5432も2時10分に離陸して熊本に向かった。帰りは約50ktの強い向かい風に合い、5時10分に熊本に着陸した。

 今回のセントレアFLY-inの実現と、空港では自ら案内してくださった平野社長に感謝申し上げ、また、強風の寒い中、グランドマーシャルを行っていただいたJAPAの相原理事や熊沢常任理事をはじめ地元飛行クラブの秋山洋子さん青木富男さんや他のスタッフの方、ご苦労様でした。ありがとうございました。