韓国フライイン参加の記 of AOPA2012手直し


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韓国フライイン参加の記(調布支部 中嶋 一朋)

 去る10月22~23日に行なわれた韓国フライインのテストフライトが無事成功したことを受けて、いよいよAOPAコリアとAOPAジャパンの念願であった韓国フライインの本番が、11月5~7日に実行されることとなりました。
 11月4日午後調布を出発し、日本からの出国場所となる福岡空港へ向かいました。
 今回は国際フライトのためいつもの慣れた国内線ターミナル近くのスポットではなく、西側の国際線ターミナルのポットへの駐機となり、JALのハンドリングによる、マーシャラーに誘導されてのスポットインは、普段あまり経験することがなく、エアラインの機体のような扱いになかなかいい気分でした。
 今回参加の5機すべてが福岡に到着後、市内のホテルにチェックインし、全員でのブリーフィングとなりましたが、10月のテストフライト終了時点では、本番も福岡-プサン-ソウル(キンポ)ルートでVFR でのフライトの計画でしたが、直前になってこのような許可が韓国サイドで不可となってしまい、決定ルートは 福岡-ソウル(インチョン)で、IFRフライトとなり、ここで初めてエンルートチャートやアプローチチャートを見ながらの最終ブリーフィングとなりました。
 今回の参加機はキングエアー、マリブ、ビーチボナンザ、そして我々のパイパーアローですが、我々の機体以外はどれも高性能機ばかりで、IFRでのフライトのためMEAも結構高く、少々不安はありましたが、明日のフライトに備えることとなりました。
 5日朝、フライトプランをファイルしCIQを済ませていよいよフライト準備となりました。我々の機体が一番スピードが遅いので、途中で機体の順番が入れ替わることのないよう最後の出発となりましたが、目的地インチョン空港のウェザーは段々悪くなる傾向にあり、不安を抱えて離陸しました。12000フィートで巡航となりINVOKで日本のFIRから離れ韓国の空域に入り、PUSAN、OSANを経由してレーダーベクターを受けながらIMC状態の中、インチョン空港RWY15Lにランディングしました。
 巨大な国際空港に戸惑いながらも指定された場所にスポットインした後、会長のLee氏と4月のトゥールーズ以来の再会に、思わず抱き合ってしまいました。
 しかしここでなんと、先に到着していた小嶋氏のマリブ前輪のタイヤがパンクしてしまい、一同どうしたものか思案していると、Lee氏が手際よく修理の段取りを手配してくれ、翌日には無事修復となったのですが、あらためてLee氏の行動力には脱帽でした。
 全員そろって市内のホテルへチェックインした後、夕刻から記念すべき第一回AOPAコリアとジャパンのオフィシャルミーティングが始まりました。最初はいささか硬いミーティングでしたが、プログラムも進んで最後にそれぞれメンバーの自己紹介となり、日本側、濱谷さんの登場となりましたが、なんと濱谷さんは韓国語がペラペラで、ユーモアたっぷりのすべて韓国語によるスピーチで会場は爆笑の渦となり、その後の宴会へと続いて大盛り上がりの夜となりました。
 翌6日は、ソウル市内を観光や買い物でのんびり過ごした後、昨夜の韓国側主催のパーティーのお礼として、AOPAジャパン主催の夕食会を有名な焼肉レストランにて開き、全員が焼酎に酔いしれて、楽しくAOPAのメンバーと交流を深めることが出来ました。
 7日朝、短い滞在でしたが慌しく出発準備をして空港へ向かい、フライトプランのファイル、そしてCIQを済ませて機体へと移動しましたが、ここでも韓国AOPAの皆様の準備のおかげで、スムーズに福岡へ向けて離陸することが出来ました。
 今回の韓国フライインは、まさにこれ以上にない大成功であり、日本及び韓国AOPAメンバーには本当に良い経験と強い絆が生まれたと確信しています。今後は韓国へのフライインを恒例として行なって行きたいと思うと同時に、今後韓国から日本へのフライインが実現する時には、ぜひAOPAジャパンとして全力でお迎えしようではありませんか。