日韓AOPAフライトを終えて of AOPA2012手直し


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日韓AOPAフライトを終えて(事務局長 畑仲 紀子)

 G/Aの世界では、まだ近くて遠い国である韓国のフライトを何とか実現したい。それも今までのようにハンドリングに大金をかけずにリーズナブルな経費でと、長い事願っていました。その夢が昨年、韓国でLeeさんという自家用パイロットがたったひとりでAOPAーKOREAを立ち上げ、私達と交流を持ったことから、ついに今回実現しました。

 10月22日にマリブ機にて総勢4名にてテストフライトを実施。(9月号、山縣副会長記 テストフライト記を参照)
 そのあと日韓双方ですぐに本番フライトへ向けて準備に入りました。
 テストフライトの経験からプサン空港での入国手続きが複雑だったので、何とかソウル金甫空港へダイレクトで着陸したいというのが希望でした。
 又、どの空港から出国するかということを検討したのですが、地元の久原会員のお世話とJALのハンドリングをお願いして福岡空港より出入国しました。結果的には全てスムーズに行き正解であったと思います。

 一方、韓国側の方は困難をきわめ、Lee会長が自身の仕事も投げうって連日当局と交渉して下さったのですが、金甫空港への許可は降りず、国際線は小型機といえどもインチョン国際空港へという事で、それが正式に決まったのは出発前日でした。
 そのため出発前夜のブリーフィングでは、東洋一のハブ空港に果たしてスムーズにおりられるか、そしてそのあと広大な空港でスポットまでたどりつけるかと皆少々不安でした。
 しかし、案ずるより生むが易しの言葉どおり、我がAOPAの優秀なるパイロット達は、何の問題もなく次々と大型機の間をぬって着陸。おどろくのはその後で、着陸すると機体の前にグリーンのライトがず~っと点灯して、すぐ管制より follow the green light と指示あり、そのグリーンライトを辿っていくと自分のスポットに行けるという優れもののシステムで、これには一同感心することしきりでした。
 又、入国手続き等も今回はKバスというハンドリング会社が全面的にAOPAに協力して下さったので、全てスムーズに運ぶことができました。

 韓国滞在中はLee会長夫妻、会員の皆さんの献身的なお世話をいただき、秋晴れの福岡空港へ帰ってくると地元の萩原会員夫妻が私達を空港へ出迎えて下さいました。出発前日のブリーフィングにも、(次回は是非参加したいので)と萩原会員と高柳会員が出席し見送って下さったのが心強く印象に残っていたのですが、改めてAOPAの友情の輪を思いました。

 このフライトは韓国でも新聞に大きく報道されジェネアビのない韓国にも一石を投じたことと思います。
 最後にLee会長はじめ韓国AOPAの皆さま、協力して下さった皆さまに御礼を申し上げます。
 福岡では航空局はじめ入管、税関、検疫の所管の皆さま、日本航空福岡支店の皆さまにお世話になりました。

 そして参加して下さった会員の皆さま、ありがとうございました。
 特に濱谷さんの完璧な美しい韓国語はかの国の方々にも感動を与え、何よりの国際親善になったと思います。