2009/7/21 皆既日食観測フライイン of AOPA2012手直し


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皆既日食観測フライイン        AOPA-JAPAN 事務局長 畑仲 紀子 NOTES

 今世紀最大の天体ショー、皆既日食を“空から観測しよう”と我々AOPAパイロット達は7月21日、鹿児島県枕崎空港に集結、7月22日朝、日食を求めて大空へと離陸しました。結果は如何に?

 あいにく日本全国雨模様、鹿児島も天候には恵まれず完全な皆既日食を見ることはできませんでしたが、皆今まで経験したことのない神秘的な天体現象を目の前にして感動、その想いを胸にそれぞれの基地へと帰っていきました。

 このフライトはさかのぼること約1年前、昨年秋、天文学にも造詣の深い今橋会長が早々と計画を出しました。

 その頃はまだ世間では皆既日食のことは知られておらず、「何それ?」という状況でした。今年に入り1月早々、この計画を実行へと動き出しました。

 まず、全国からフライインする参加会員機が駐機できる飛行場と宿を確保しなければなりません。黒江鹿児島支部長にご相談したところ、早速、枕崎空港に出向いて下さり松元所長にご挨拶、駐機場の調整をお願いしました。宿も鹿児島唯一の老舗、城山観光ホテルをご紹介して頂き、特別料金にておいしいお料理と温泉を満喫致しました。第一関門がクリアーです。

 また、このフライトは全国よりマスコミはじめたくさんの機体が集中することが予想されていることから、予め鹿児島CABにも話しをしていただき了承をとって下さいました。このように力になって頂ける頼もしい会員が全国各地にいらっしゃることがAOPAの強みであり大変有難い事です。

 ここまで準備が完了して、いよいよ1月22日のメイリングリストでこのフライインを発表したところ、早速、続々とお申し込みをいただき、皆様の関心の高さが伺えました。それから7月21日の当日まで、今橋会長の手によって入念なる資料が作成され、参加申し込みをした全16機の機長さんには随時メイルが届きました。

 いよいよ迎えた7月21日、日食前日です。枕崎空港へ全国各地から続々と会員機が飛来してきます。青木フライトリーダーが無線で各機に指示、全機無事着陸です。 

 全機集まったところでバスでホテルへ、早速明日のブリーフィングを念入りにした後、お待ちかねの懇親会です。この会には鹿児島の黒江支部長ご夫妻をはじめ、瀧田顧問ご夫妻とお孫さん、坂下会員、大脇会員もかけつけ、総勢40名の楽しい大懇親会となりました。

 翌朝、「明日は絶対に晴れさせます」という我が晴男も2・3人いらして期待したのですが、やはり、天気予報通り雨、とにかく枕崎空港へ向かいました。空港へ着く頃は雨は上がり、すでにTVカメラマンや新聞記者が待っていて、皆、取材を受けたり、出発準備に大忙し、そして昨日のブリーフィングをもとに全機、日食を求めて離陸しました。

 この度の日食フライトに際して、大勢の皆様のご協力をいただきました事、厚く御礼申しあげます。鹿児島空港管制情報官の皆様、枕崎空港の松元所長様、黒江支部長、青木フライトリーダー、大変お世話になりました。また、参加してくださった皆様、懇親会に出席してくださった皆様、ありがとうございました。何より今橋会長には大きなお仕事を成し遂げていただき、ありがとうございました。
雲の隙間からようやく見えましたが皆既日食ではありません。
(箱崎会員提供)


雨上がりの枕崎空港に集合
(小森会員提供)