国際AOPA世界大会 トロント(カナダ)で盛大に開催 of AOPA2012手直し


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国際AOPA世界大会 トロント(カナダ)で盛大に開催

大会模様   NPO法人AOPA-JAPAN会長 今橋 一成

2年に一度、世界の何処かで開催される国際AOPA世界大会は、今年はカナダのトロントで開催されました。
トロントはカナダ経済の中心地、大トロント圏の人口は560万人とカナダ全体の20%が住んでいます。
第23回国際AOPA世界大会は、トロント・ピアソン国際空港第三ターミナルに直結するシェラトンホテルにて6月18日から24日に掛けて開催、世界各国から約70名の代表が参加、多くの議論が為されました。
小型機・自家用機を中心としたGAの世界が直面する問題は規模の差こそあれ世界共通であることを改めて認識する会議でありました。例えば、騒音問題、空港取り潰し問題、飛行費用の高騰、色々な規制の強化、等々
我々が日常苦労している問題が世界各国で起こっています。国際AOPA世界大会はこれらの諸問題を世界のGAの仲間達と共有、決議文を採択してICAOその他の国際機関に働きかけ、これら諸問題の改善を図ろうとするものです。

今回の第23回国際AOPA世界大会には、AOPA-JAPANの3代目会長・佐々木久人氏が82歳というご高齢にも拘わらず参加され、国際AOPA会長フィルボイヤー氏より感謝状が手渡されました。1978年、国際AOPA世界大会がやはりカナダのトロントで開催され、当時「日本オーナーパイロット協会」の会長をされていた佐々木氏が招待されAOPA-JAPANの正式加盟が受理されました。この様な経緯があったため佐々木氏にとってトロントは思い出の地であるとともにAOPA-JAPAN発足の地でもあります。


カナダエアーショー   NPO法人AOPA-JAPAN副会長 山縣 有徳

IAOPA World Assembly 公式行事終了後の6/23に、トロント市東部約50KmにあるOshawa 市営空港で開かれたCanadian Aviation Expoを見学してきましたので、その模様をレポートいたします。

このOshawa空港はGA用の市営空港とはいえ、二本の滑走路 R/W 12/30 4000x100、R/W 04/22 2670x100(単位フィート)、Nav.Aid. LOC/DME、 NDB そして小さいながらもターミナルビルを備えた立派な空港でした。(ATCはTWR120.1とGND118.4あり)
当日は、湿度の低い快晴に恵まれ、初夏の高緯度地方特有の、真っ青な空に輝く太陽という絶好のエアーショー日和となりました。展示機はGAの所謂小型機を中心とし、特にカナダというお国柄を反映して水上機が目立ちました。
おなじみのセスナのレシプロ機やキャラバンの水上機もさる事ながら、あまり日本にはなじみのない小さなメーカーの水上機がたくさんあるのには驚きました。このような水上機を文字通り、ゲタ代わりに湖から湖へ飛んで釣りやキャンプを楽しむ環境が整っているのは、本当に羨ましい限りです。
飛行展示は、各地上展示機のフライトの他、大戦機Harvard(練習機)、Sukhoi 29 のエアロバティック、そして Wing Walker。このWing Walker というのは北米のエアーショーでよく見られるのですが、複葉機を一人が操縦し、もう一人が空中で主翼の上によじ登り、一本のポールに身を委ねてそのまま宙返りやパフォーマンスをするという、まさに手に汗を握るショーです。今回はTexasから飛んで来た一座で、夫と思われる男性が操縦し、妙齢の女性がパフォーマンスをしていました。機体は、Grumman Schweitzer G164-A Agcat (NX7699)
次に会場を車で30分ほど南に移動して、オンタリオ湖畔でCOPA(Canadian AOPA)のメンバーや一般の人たちも一緒になってバーベキューを食べながら、カナダ空軍アクロチーム"Snowbirds"のショーを楽しみました。 "Snowbirds"は、アメリカ、日本など通常は5-6機のところを、9機編隊でショーを行うというものです。機体はCT-114 Tutorというカナダ製の旧式ジェット練習機でスピードはやや遅いのですが、その遅さと広大なオンタリオ湖、そして夕暮れになりかけた雰囲気と相俟ってなんともいえない優雅なアクロショーでした。因みにショー開始は夜7時で、日本でいうと夏の4時頃という感じで日没は夜9時過ぎです。