AOPA-JAPAN Fly In

フィリピンフライト参加記
        AOPA-JAPAN 佐久間 哲也


  AOPAの皆さん今回レポートさせて頂きます佐久間哲也です。
 各地の皆様色々といつも情報やご指導有難う御座います。
 初めての方も多いと思いますので簡単に自己紹介からさせて頂きます。
 私は2006 年にフィリピンのセブ島でトップフライトアヴィエイションでライセンスを取得、帰国後AOPAのJA 4133にて青木理事、はじめ諸先輩に教えていただき日本国の自家用操縦士技能証明を取得致しました。
早速、C210を兄と共同で購入、飛び始めました。
 C210を1年ほどで壊してしまい現在のJA3977マリブに乗り換え、色々な方々と飛んでいただいて皆さんの良い所をひたすら吸収勉強している所です。
 昨年3月、訓練開始から1年かかりましたが念願の計器飛行証明に合格させて頂きやっと海外へ行けると思っておりましたが今度は英語証明の壁が、、、、
 という事で今回はAOPA西村さんに機長になって頂きフィリピンフライインへと準備が始まりました。
 2月11日朝1番の新幹線で仙台に同行の家内と向かい、西村さんご夫妻と名古屋で合流の予定です。
 幸い仙台の天気は晴れ、しかし関東から西はほとんど雪や雨の天候でした。


1・RJSS 9 : 00 出発 RJNA 11 : 35 到着
ヒロセ8 DPA→ダイゴ→クマガヤ→ナゴヤでFL 160で最短コースを選びマイナス30 度、ニッコウあたりから2時間近くIMCでした。
 W 18 のTENRUあたりで東京INFOにRJNAのMETARを取ったところ視距離1500m、340 - 5ノット、F 8、B 10、B 15、雪、RVR 1500との通報、なかなかこの様な気象条件の中飛ぶことはないだろうな~、なんて思いながら翼に着氷しないかちらちら見ながらレーダーベクターでRW34ファイナルへ、1000FTで真下を見れば陸上は見えましたがアプローチライトは見えないまま1 . 5 DME- 600FT辺りでやっと光るアプローチライトインサイト! 雪の中、西村さん夫妻と合流、夕方那覇集合なのですぐに出発しましょうと言うことでプラン入れておにぎり買ってすぐにダイレクトで那覇に出発。


2・RJNA 12 : 45 出発ROAH 18 : 25 到着、上500FT 下400FT 名古屋ファイナル モリツ1 DPA→コーワトランジション→クシモト→シミズ→ナカタネ→アマミ→オキノエラブ→チネン
 離陸後は当然IMCコンディション、上がれば雲の上に出れるのですがGSが出ないので8000FTでとりあえず向かいました。地上気温が0度、上空外気温- 15度位でした。
 やはり翼やプロペラに着氷して来ましたので12000FTまで上昇、何とか5 + 40で那覇に到着しました。
 AOPAメンバーと合流しフィリピンフライトへのブリーフィングと夕食。


3・ROAH 00 : 55 UTC出発 RPLC 06 : 10 UTC到着
ミヤコ→サデック→メビン→ラオアグ→サンフェルナンド→クラーク
 那覇気象にてウエザーチェックCABにてプランファイル、国際フライトのプランを書く事が出来て大変良い経験が出来ました。
 大先輩の濱谷さんにナブログをコピーしてもらったので飛行機に乗り込んでからは早かったです。
 Zプランで離陸その後IFRクリアランスをリクエスト、先頭機でしたのでナブログ助かりました。
 FL 160 でGS 160 KT、123 . 45 レディオにてJA007B田辺キャプテンにTCASで4機の位置を確認してもらいながら順調に飛行をしていました。
 5 時間少々の国境超えのフライトは何とか全機到着、ロアさんやスタッフの皆さんに出迎えて頂きました。
 夜、各国からフライインされたバルーンクルーやAOPAメンバーとのパーティーで有意義な時間を過ごさせて頂きました。

4・RPLC 02 : 25 UTC出発 RPLP 04 : 15 UTC到着
マニラ→レガスピ
 クラークタワーに レガスピ へのIFRクリアランスのリクエスト、各機順調に出発マニラ上空はやはり飛べず30NMほどNE側に迂回させられました。
 ティモンと言うフィックスまでベクターされそこからパイロットナビゲーションそこそこ雲がありましたので80NM手前で2000FTまで雲を避けながら降ろしコーストラインをウォッチングしながらアプローチして行きました。左手にはまるで富士山のようなマヨン山8077FTを見ながら着陸、あんなに立派な滑走路だとは思いもしませんでした。早速バスで一同は街中のレストランでランチ。
 その後は船でリゾートホテルへ移動、なんと、ヘリが低空で船を追いかけて来る演出、ロアさんすごすぎ。
 ミシビスベイホテル到着すると民族衣装の男性3人がお出迎え。
 夕暮れとともにディナー開始、素敵なビーチ、すばらしい料理、最高の思い出となりました。


5・RPLP 01:25UTC出発 RPVM02:50UTC到着
 レガスピ→マスバテ→マクタン
翌日JA 4046とJA 4030はクラーク経由で那覇へ帰国となり朝見送りをしました。
 我々JA3977とJA007BはZプランにてセブマクタンでエアポートへと離陸しました。天気も良くVFR編隊飛行、マスバテ上空10500FT
 何とかクリアランスをレディオでもらいマクタンコントロール、マクタンアプローチとハンドオフ、飛びなれたセブ国際空港へランディング。私の教官でもある石田さんに出迎えてもらいました。当初パラオに行く予定でしたが手配ミスでパラオにAVGASが届かず中止、どこか国内でフライトしようとお願いしましたが予定に無いフライトは出来ませんとあっさり却下。3日間のんびりセブを満喫してきました。


6・RPVM 21:55UTC出発 RPLC00:15UTC到着
 W6→ロックスB473→リパーマニラ→クラーク
 パラオに行けなかったのでせめてSIDのパラオ2A、DEPをリクエストして出発しようと言う事になりセブを出発。まだ薄暗い中の出発でした。
 石田さん、他スタッフの皆さん朝早く見送りまで本当に有難う御座いました。前を飛ぶ我々はマニラ近くでベクターが始まりトラフィックが多いからだろうなと思っていたらどんどん高度も降ろされもしかしてマニラファイナルアプローチコースにベクターされてる感じ?今度高度下げる指示が来たら確認しようと案の定、降下の指示、We are not landing at MANILA, DEST CLARK こんな感じで確認、DIRECT CLARK approv 無事クラーク到着、ロアさん手配のお陰で給油も出国もスムースに行きました。


7・RPLC 01 : 55 UTC出発 ROAH 06 : 20 UTC到着
W4-SAN-B348-LAO-B462-メビンーサデックーミヤコー那覇


8・ROAH 09:35出発 RORE 10:05到着   
BOLO POINT 伊江島AP
 伊江島に寄り道、観光とランチを楽しみました。
 1500mの滑走路、透きとおる海、人気のない砂浜最高でした。


9・RORE 12 : 45 出発 HONDA 16 : 50 到着 
ALC→TGE→SUC→KEC→XMC→NAKTU→AY→ホンダ
 帰りは温暖前線の影響でクシモト辺りで雲がFL220まであり超えるのに一生懸命上がりました。
 11日から20日までの10日間本当に充実した日々を過ごす事が出来ました。

 このような経験をさせて頂けるのもAOPAのネットワークと今橋会長と事務局の努力と歴代会長の築いた歴史のおかげ、AOPAの凄さなんですよね。
 本当に頭が下がります。どんどん皆さんも参加してAOPAを盛り上げて行きましょう!有難うございました。