AOPA-JAPAN Fly In

三沢基地祭
   AOPA-JAPAN  理事 東京 細谷 泰正

  2012年9月9日、三沢基地 で行われた「エア・フェスト 2012」にAOPAとして初参加しました。三沢基地祭への参加は昨年初めてお招きを頂き準備を進めていたのですが、前日の天候が悪く参加を断念せざるを得ませんでした。今年こそはと再度お招きをいただき実現に至りました。  
  三沢基地はJAL便も乗り入れている軍民共用の飛行場ですが、軍用面でも航空自衛隊、米空軍、米海軍の三つの組織が基地として使用しています。JAL便以外の日本の民間機が三沢に着陸を許されるのは極めて異例で、AOPAが世界組織として活動しているが故の出来事ともいえます。  
 今回は調布からJA 4093と大利根からJA 3580の二機が参加しました。基地祭前日、二機はそれぞれ別ルートで三沢に向かいましたが基地周辺上空で合流。野村機、石塚機の順で正午前に着陸しました。  
 着陸後は青森支部の鈴木真悦理事の出迎えを受け基地前のピザ店で昼食を摂ったあと、三沢市郊外の淋代海岸へご案内いただきました。淋代海岸は1931 年、世界初の太平洋無着陸横断飛行を達成したミスビーグル号が離陸した場所で同機のレプリカと記念碑が建てられています。その後、青森県航空宇宙博物館を見学しました。そこでは三沢基地に配属された歴代の軍用機をはじめ航研機やYS- 11などの実機が展示されている立派な博物館で一同感銘を受けまし た。鈴木理事に別れを告げた後、基地に戻ると外来機の乗員を歓迎する会を兼ねた基地祭のブリーフィングに出席しました。将校クラブで行われたこの会は 当日の安全手順や不測の事態が発生した際の指揮命令系統などに関して詳しい説明がありました。戦闘機部隊の基地ならではの緊張した雰囲気に包まれた ブリーフィングでしたが、後半はオープンバーで米軍や自衛隊のパイロットたちと一緒にビールを楽しみました。
 基地祭当日は朝から雨が時々降る悪天候にもかかわらず、多くの来場者で会場が埋め尽くされました。AOPA からの参加機はF- 22などの最新鋭機と並んで展示されました。飛行展示も盛りだくさんで同基地に所属するF-2やF-16は編隊飛行や機動飛行展示を行い、三沢にだけ配備されている空自の早期警戒機E- 2 Cが飛行しました。また、遠路グアム島から飛来したB-52が上空通過を行いました。帰投日の10日は天候も好転し、野村機は三沢離陸後、山形経由で調布へ。石塚機は仙台経由で大利根へ無事戻りました。
 AOPAが三沢基地祭に参加できたのは関東空中衝突防止会議( 通称:横田カンファレンス)をはじめさまざまな活動が評価されていることが背景にあります。これからもこうした取り組みにAOPA会員の方々のご協力をお願いするとともに今回の航空祭にお世話になった以下の方々に御礼申し上げます。

  第五空軍司令部Mr. Mike Bishop、米空軍三沢基地Carriker Yakubu大尉、Steven Harvey少尉、Teresa Valdez曹長、Sara Piper軍曹。
 

軍用機にまじって初のJA 自家用機が2 機並びました。


三沢基地




三沢基地のタワーとオペレーションルームです
三沢基地のオペレーションルーム、米軍と自衛隊が仲良く半分づつ使っています


ミスビーグル号(航空宇宙博物館にて)


航研機(航空宇宙博物館にて)


三沢航空宇宙博物館ビーグル号記念碑にて


淋代海岸にある太平洋無着陸横断飛行記念碑にて