東日本大震災 of AOPA2012手直し


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下記の文でもお判りの様に、ボランティアフライトはただ飛行機を飛ばすだけではなく、物資調達、地上運搬の段取り、空港の離着陸の許可など、あらゆる手筈を自分達で整える事で初めて成功します。



3月18日、救援ボランティアフライト成功
飛行機を飛ばす事は、ボランティアフライトの一部分にしか過ぎません。

今回は福島空港から病院までの運搬は橋本会員のご努力で救急車がスポットまで入り医療物資を病院まで運搬、医療物資の調達は福島の病院と大阪の病院の話し合いで解決、大阪の病院側が寄贈し八尾空港まで運んで下さいました。

山村理事はこれら全ての段取りを行い、準備が整った午後4時、荷物満載のマリブ機で八尾から福島まで一人で操縦、午後6時に福島空港に到着しました。

現在、個人の飛行機が被災地域で飛ぶ事は禁止されており、今回AOPAの会員機による救援フライトと言うことで許可が下りました。

(畑仲事務局長も福島空港着陸許可を得るため色々な資料などを急遽福島空港に送りました。)

また、福島空港は福島原発から67kmの位置にある事も確認しました。
この様に多くの方々の献身的なご協力と努力で、福島の病院が必要とする医療物資の一部を大阪から安全に送り届ける事に成功しました。

災害時に小型機による救援フライトで貢献する、と言うAOPA-JAPANの伝統がここに生きている事を誇りに思い、これからもボランティアフライトに、会員皆様のご協力、宜しくお願い致します。

(ボランティアフライト、飛行機を飛ばすのはその一部です。前後の周到なる段取り、準備と多くの折衝、多くの方々のご協力が極めて重要です。)

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写真左 大阪の八尾空港から僅か1時間40分で福島到着
写真右 機内は救援物資の山です。




現地で活躍された橋本会員のレポートです。

今回の救援物資輸送は八尾の山村さんのご厚意により、無事終了いたしました。


AOPAメールにより民間機の救援物資輸送が認められたとのことを知り、3月17日(木)の夜テレビでたまたま、福島県須賀川市の公立岩瀬病院の物資不足をニュースで見ました。

すぐに病院に問い合わせをしました。

点滴用の使い捨ての管と針、バルーンカテーテル、紙おむつ、保存食が必要とのこと。

すぐに畑仲さんに電話すると、八尾の山村さんがマリブで飛んでいただけるとのこと。

3月18日(金)になって公立岩瀬病院の担当者が大阪四条畷市のある病院と交渉し物資のやりくりがついたとの連絡がありました。 

これはうまく行きそうだとの確証をもちました。

あとは山村さんがあれこれと調整・交渉し、夕方16:00過ぎに八尾を離陸したと、今橋会長から連絡をいただきました。

17時50分、山村さんのマリブは無事福島空港に到着しました。

公立岩瀬病院の救急車がスポットまで入り、マリブに満載された多数の救援物資を積んで病院に搬送しました。

第2弾、第3弾と続くことを願っております。

八尾の山村理事、今橋会長、事務局の畑仲様など多くのみなさんのご厚意により今回のミッションは無事成功しました。

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写真左上 早速扉を開けて搬出の準備
写真左下 夕暮れには全て終了。飛行機はこれから神戸まで帰ります。お疲れ様でした。
写真右  スポットまで入って、救援機に横付けした救急車に医療物資を運び込みます。





3月20日、再び救援ボランティアフライトへ

事務局長 畑仲紀子
一昨日3月18日、八尾の山村理事による救援ボランティアフライトに続き、本日朝、立川市の航空身体検査医師、塩安佳樹会員による医療物資搬送の救援フライトを実施、成功裏に無事終了致しました。

塩安先生、そして地元でお世話下さった橋本会員、本当に有難うございました。

3月18日朝付けの橋本会員のメーリングリストでの呼び掛けに対して早速、八尾の山村理事、ホンダの塩安先生よりのお申し出を頂き、塩安先生はご自身が医師と言うことで、バルーンカテーテルや点滴セットなど医療品をご自身で全て調達して下さり、ホンダより愛機で運ぶと言う、完璧なる自己完結型でこのミッションをやり遂げて下さいました。

福島空港では今回も橋本会員が貴重なガソリンを使って福島空港で待機して下さり、空港や病院側とのパイプ役を果たして下さいました。

今頃、福島公立岩瀬病院では山村理事と塩安先生が運んで下さった点滴で命をつないでいる患者の方、ミルクでお腹が一杯になってスヤスヤと休んでいる赤ちゃんが沢山居る事でしょう。

山村理事、塩安先生、そして橋本会員、私達の祈りが通じたフライトを有難うございました。








現地で活躍された橋本会員のレポートです。

From: 橋本 善之
Subject: 物資輸送フライト第2弾も無事終了しました。

福島の橋本善之です。
3月20日(日)ホンダから塩安医師のセスナ210が物資輸送してくださいました。ホンダ離陸10:24 福島空港着11:03でした。

粉ミルク、医療用の物資を公立岩瀬病院の救急車で搬送しました。

関係者の話ではだいぶ病院にも物資が整ってきたとのこと。
一息ついて、帰りのプランを入れに管制塔下に行ってみるとびっくり!

管制塔のガラスが割れていました。

管制塔の業務は建物の2階で行われていました。
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2階では見通しが悪く、旅客機がスポットにいると滑走路がまったく見えなくなります。

「レポートエアボーンタイム」と情報官が言っていた意味がわかりました。

塩安医師のセスナ210は12:20福島空港を離陸しました。

福島空港のスポットには自衛隊のC1輸送機が駐機していました。

今回のミッションもホンダの塩安医師、同乗されてきた元田さん、今橋会長、畑仲事務局長のおかげで成功いたしました。 本当にありがとうございました。

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写真左上 ホンダ飛行場から福島空港まで僅か40分で到着前方の小型機がセスナC210、後方がC1輸送機
写真左下 2回目で皆さんだいぶ手際よくなりました。
写真右上 前回同様、スポットまで救急車が入って来ました。
写真右下 医療物資を下ろした後、直ちにホンダに帰ります。





22日、花巻空港の現状
畑仲紀子
花巻空港近くの病院に勤務していらっしゃる、盛岡の齋藤良輔doctorより、花巻空港の 今の動画を送って頂きました。
齋藤先生は震災直後よりDMAT隊にて搬送されて来る被災者の方々をずっと診察していらっしゃる、との事です。
川口市で開業していらっしゃる桑野doctorも千葉県柏市医師会のdoctorとご一緒に3月18日、キャンピングカーを駆って20時間かかって被災地に赴き、大勢の被災者を診察なさり、昨日深夜に帰宅なさいました。
お二人のdoctorの現地でのお仕事に頭が下がります。
では、齋藤先生の撮影して下さった花巻空港の動画をご覧下さい。
齋藤先生、有難うございました。              











27日再び救援フライト3回目

事務局長 畑仲紀子

3月26日夜、福島の橋本会員から連絡を頂きました。

橋本会員の友人の方々がいわき市にいらっしゃって困っているとの事、
いわき市は地震と津波被害の上、更に原発の被害に遭い正に三重苦の地域で最も救援を必要とされる地域の一つですが、原発の影響で配達が難しく行政の支援物資が殆ど届いていないのです。

住民は避難所や在宅で食物が底をつき困っている、と伺い橋本会員からSOSコールが入りました。

早速翌朝、以前から「いつでもボランティアフライト言って下さい」と申し入れがあった佐久間会員にお願いした所、待ってました!とばかりご兄弟でこのミッションを引き受けて下さいました。

お二人で早速スーパーマーケットを回り、いわきの人々が必要としている、すぐ食べられる食品や、不足している野菜、果物などをダンボール箱に詰めてホンダ飛行場に向かい、福島空港まで飛んで下さいました。

福島空港で待機して下さっていた橋本会員が早速いわき市の避難所まで車で運んで下さいました。

いまや陸の孤島と言われているいわき市への救援フライトミッションが成功して本当に良かったと思っております。

佐久間洋行会員、佐久間哲也会員、橋本会員、有難うございました。

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写真左上 スーパーで生鮮食品を中心に大量の買い物
写真左下 今回もスポットまで車を入れる事が出来ました。
写真右上 詰めるだけ詰めて機内に持ち込みます
写真右上 大急ぎで荷物を車に積み替えます。





AOPAの皆様

福島の橋本です。

ホンダから佐久間様ご兄弟に物資輸送していただきました。

ムーニーで、ホンダ離陸14:45、 福島空港到着15:25、IFRフライト40分でした。
ムーニーの機内には、レトルトカレー、スパゲッティー、大根、キャベツ、レタス、キュウリ、ニンジン、白菜、エノキ、舞茸、マーガリン、ソーセージ、シャウエッセン、バナナ、リンゴ、みかん、などなど・・・。

びっくりするような大量の物資。

スポットで私のプリウスに積みかえ、いわきに向かいました。

ムーニー機は15:50ころ、福島空港からホンダに向け離陸されました。

プリウスに物資満載で、阿武隈有料道路経由、磐越道、いわき中央インターで下りて、無事午後17:30ころ避難所に届けてまいりました。

本当にありがとうございました。

物資の量の多さに驚きました。

AOPAメンバーの方々のご厚意でまたまた、福島空港へ物資輸送していただきました。

飛んでこられた佐久間様ご兄弟、畑仲事務局長様、今橋会長様、本当にありがとうございました。

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写真左 生鮮食品を車に積み込みます。
写真右 さあこれから避難所に向けて出発、 皆さんご苦労様でした。

救援ボランティア活動に関してのご報告

事務局長 畑仲紀子
この度の大震災に際しましては、AOPA会員皆様より暖かい救援活動お申し出、又、ご支援を多数頂き有難うございました。

まさに私達AOPAパイロットエアマンシップの志の高さの表れだと思いす。

現在も被災地で日夜救援活動に当っている青森県警航空隊長 鈴木真悦会員、新潟県ドクターヘリパイロット 上田明彦会員、花巻の病院で診療にあたっていらっしゃる斎藤良輔医師、更に盛岡の鈴木信顕歯科医師は県の依頼により津波の現場でご遺体の歯型での身元確認作業という最も辛い任務をなさっていらっしゃいます。

その他、被災なさった福島の先崎顧問、上石支部長(上石支部長は震災直後、先崎元会長のご自宅に駆けつけ、色々片付けを手伝って差し上げたとのこと、上石さん有難うございます!)救援フライトの受け入れで走り回ってお世話下さった橋本会員、会津の松本会員、花巻の高橋博芳理事、三浦滋会員、青森の猪俣秋子会員、皆様にお見舞い申し上げます。

また、仙台空港で機体を流されてしまった仙台の石井会員、秋田の星野会員、松本の春原監事と小森会員、花巻の斎藤良輔会員、ホンダの田辺会員と佐久間哲也会員、と失った機体も多数です。

一方、全国から会員の応援も盛り上がっています。
既に山村理事、塩安医師、佐久間会員兄弟により救援フライトが3回 福島空港に飛び、必要な医療物資を必死で求めている病院に届ける事が出来ました。又、避難所などで圧倒的に不足している生鮮食料品なども届ける事が出来ました。

花巻空港に、危機管理協会と連携して医師と医療物資を輸送すべく関係機関と折衝、政府の許可は取れたのですが、花巻空港の方が、現在自衛隊や米軍で手一杯なので待って下さい、と許可が下りないのが現状です。

そこで桑野医師は先週キャンピングカーで東京から現地まで20時間も掛けて赴き、多くの被災者を診療、とりあえず帰京なさいました。

田辺医師からはご自分の介護施設に被災されたお年寄りを受け入れ可能ですとのお申し出を頂き、衣笠医師からも、使い捨てコンタクトレンズ多数のご提供のお申し出を頂いております。

会員の皆様からの要望で設立した「救援フライト基金」にも続々と皆様の暖かいお志が集まっています。

これら皆様の想いを受けて事務局も今橋会長はじめ連日忙しく動いております。

被災地の皆様が1日も早く立ち直れます様、皆様と祈りたいと思います。
これからもご支援宜しくお願い致します。

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