あいさつ of AOPA2012手直し

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会長よりのご挨拶

AOPA-JAPANの運営方針について

会長 今橋一成

aisatsu_kaichou[1].jpg日本オーナーパイロット協会が発足した1968年当時、日本には1000機以上の小型機があったと言われています。しかし今、日本で登録されている小型機は700機以下(650機くらいと推測される)になっています。36年間で40%近くも減少していることになるわけですが、一方、パイロットのライセンスを取得している人は年々増加、現在では、3万人以上のライセンサーが居ると言われています。 多くの若者が大金を投じ、希望をもってパイロットのライセンスを取得するわけですが、現実には殆どのライセンサーは自由に飛べる航空機も無く、航空身体検査を受ける気力も無くなり、ペーパーライセンサーへの道を余儀なくされています。世界第二位の経済大国となった日本、多くの国民はそれぞれに余暇を楽しみ趣味を謳歌していますが、航空機の趣味だけは状況が全く違います。世間の無理解と巧妙な規制の中で、飛行機を趣味として楽しみたい人々は自分の希望と歓びを実現することも出来ず、悲嘆に明け暮れています。
AOPA-JAPANの活動目標は空を飛ぶ事を愛する多くの人々が、先進諸外国と同等の権利と義務を有することを広く世間に理解して頂くとともに、多くの巧妙な規制も先進諸外国と同等のものにして行くことを主張して参りたいと思います。この様な主張を裏付けする多くのデータ収集、或いは小型航空機が趣味として楽しいだけでなく如何に有用なものであるかも、防災訓練や国内外のフライインを通してPRして参りたいと思います。

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一方、飛行機は人様の頭上を勝手に飛び回るものであるため、安全飛行は全てに優先して守らなければならない事柄です。このため、飛行技術の向上や安全講習会等はあらゆる事柄に優先して実施して参ります。 新しい組織では、飛行教育、法律相談、保険、の3委員会を追加しました。それぞれ専門的な知識を持った会員がボランティアで相談に乗ってくれます。飛行教育は、主として計器飛行証明取得の援助、法律相談は航空法に関するトラブル対策の支援、保険は航空機保険に関する相談を主として担当します。会員の皆様は何かありましたら色々相談して頂きたいと思います。
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国際フライトは多くの会員が一度はやってみたいと夢見るものですが、現在、我が国の周辺で南に行くと恐ろしく高額な費用を要求され、北に行こうとするとロシア人ナビゲーターの同乗を強制されます。 このため、日本の国境線から我々が自分の小型機で飛び出す事は殆ど不可能な状況です。
これを打開するため、ロシア経由でアラスカまでVFR飛行できるルートをアラスカフライングクラブと共同で開拓しようと思っています。

アラスカまで行けば後はヨーロッパまで小型機で飛行することは充分可能です。右の図は現在開拓されているルートですが、北海道からユジノサハリンスク(UHSS)までのルートはAOPA-JAPANの2002年の実績です。 一方、アラスカのノーム(PAOM)からロシアのプロビデニア湾(UHMD)までのルートはアラスカフライングクラブが開拓したルートです。今後、両方から開拓することで、いつかはロシアVFRルートを完結し、日米の小型機が自由に往来できるようにしたいと思います。このルートは2001年にモーターグライダーがVFR飛行をした実績があります。
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私達の活動目標は日本の小型航空機の活動環境を抜本的に改善することです
今我々がこれをやらなかったら小型航空機の活動環境の改善は永遠に実現出来ません。そして、これが実現した時、例えば登録小型航空機が3000機(ドイツでは現在18700機もの小型航空機が登録されている)以上になった時、航空機の保有コストは現在の半分位になっていることでしょう。この様な時代の到来を目標に、AOPA-JAPANの活動に、労力ボランティア、資金面、新会員の紹介、でご協力をお願いする次第です。色々な事柄を各方面と折衝する時、会員数の多さは大きな力です。
これからもAOPA-JAPANの活動にご支援とご協力を切にお願い申し上げます。







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