AOPA JAPAN 設立の趣旨
IAOPA (International Aircraft Owner and Pilot Association) 加盟国の一員として我が国のGeneral Aviation発展のため、特に自家用機のオーナー及びパイロットの代表として広くGeneral Aviationの存在をアピールしつつ、関係機関に対し、航空環境の改善に向けた働きかけ及び小型航空機を使用した社会奉仕活動を行う事を目的とします。
1965年「日本オーナーパイロット協会」として設立、その後1980年に国際オーナーパイロット協会(IAOPA)に AOPA-JAPAN として正式に承認され加盟しました。
2003年、内閣府NPO法人認証を取得し、名実ともに我が国唯一の全国組織の General Aviation のNPO法人として活動しています。
AOPA-JAPAN の特徴として、全ての活動が会員の奉仕活動で成り立っており、会長、役員、事務局の全てがボランティアで運営されている事にあります。
従って会員からの会費は全て組織を健全に維持するための活動資金として使われています。
この様なボランティア活動は AOPA-JAPAN 設立の基本理念であり、50年余り経た現在も、その歴史と共に私達AOPAパイロットの中に脈々と受け継がれています。
法人・団体詳細情報
“会の方針
沿革と主な活動
| 1965年05月 | 日本オーナーパイロット協会 設立. |
| 1980年11月 | IAOPA(International council of Aircraft owner and Pilot Association)国際自家用航空機 およびパイロット協会にAOPA-JAPAN として加盟。 本部:米国、68ヶ国 47万人加盟 |
| 1985年02月 | フィリピンレイテ島へ、第二次世界大戦で亡くなった先輩パイロットへの慰霊飛行を実施 |
| 1988年10月 | IAOPAシドニー世界大会へ出席のため、オーストラリア、シドニーへの親善飛行を実施 (6機20名参加) |
| 1995年04月 | IAOPA 第17回世界大会を東京で開催 |
| 1999年04月 | アジア・太平洋地区 国際会議を東京で開催 |
| 2000年08月 | ロシア・ウラジオストックへの親善フライトを実施(11機41名参加) |
| 2001年06月 | 世界一周フライトを実施(5機17人参加) |
| 2001年11月 | 国土交通省航空局「自家用パイロットの技量維持のありかたに関する調査委員会」 発足。 同委員会のメンバーに入る。 |
| 2002年08月 | ロシア・ユジノサハリンスクへの親善フライトを実施(9機36名参加) |
| 2003年06月 | 内閣府NPO法人認証取得 |
| 2005年07月 | AOPA Flight Academy 設立 |
| 2005年10月 | 韓国ソウル空港で開催されたエアーショーに親善フライトを実施 (5機22名参加) |
| 2006年10月 | フィリピン・ラオアグへの親善フライトを実施。(6機25名参加) |
| 2007年10月 | 韓国ソウル空港で開催されたエアーショーに親善フライトを実施(7機29名参加) |
| 2008年10月 | 台湾高雄屏東航空祭へ親善フライトを実施(5機21名参加) |
| 2009年05月 | 韓国京義道県航空祭へ親善フライト。アクロバット飛行を披露 (7機27名参加) |
| 2010年03月 | 戦後初めてとなる横田基地航空安全会議&フライインを実施(40機150名参加) |
| 2011年03月 | 東日本大震災に於いて医師看護師医薬品輸送等、会員機による救援活動を実施。 |
| 2012年04月 | 特定操縦技能審査制度の導入が始まり、AOPA-JAPANは組織としてこの制度の推進に 積極的に協力する。 |
| 2013年04月 | 横田基地航空安全会議&フライイン実施(嵐の中93名参加、フライインはIFR3機) |
| 2013年10月 | 韓国Cheongju空港エアーショーにフライイン参加(3機15名参加) |
| 2013年11月 | 岩国基地日米安全会議&フライイン実施(16機70名参加) |
| 2014年11月 | 韓国金浦空港へフライイン。AOPA-KOREAと親善を図る(3機14名参加) |
| 2014年11月 | 岩国基地第2回日米安全会議&フライイン実施(11機53名参加) |
| 2015年04月 | フィリピンフライトセブ島へフライト。AOPA-Philippine と親善を図る。 (4機14名参加) |
| 2015年04月 | 横田基地航空安全会議&フライイン実施(5機55名参加) |
| 2017年04月 | 横田基地航空安全会議&フライイン実施(23機110人参加) |
| 2017年11月 | 小型航空機振興議員連盟設立 |
| 2018年07月 | ロシア ユジノサハリンスクへ親善フライト(7機27名参加) |
AOPA-JAPANコンプライアンス憲章
私たちNPO法人AOPA-JAPANは、国際AOPA加盟国として ジェネラル・アビエーションを通じて広く航空安全と航空文化 の発展に寄与することを基本理念としています。私たちは、社 会人の一員としてばかりでなく、空を愛するAirmanship精神 を持つものとして、ひとつの空を共有する全ての人たちの信頼 に応えるため、ここに掲げる「AOPA-JAPANコンプライアンス 憲章」を遵守し行動することを宣言いたします。
1. 法令・規範の遵守 私たちは、飛行及び飛行に関連する業務ならびに安全啓発活 動、社会貢献活動を行うにあたり、航空法を含む法令や社会規 範を守ることはもとより、常に高い倫理観を持った行動を心が けます。
2. 安全と危機管理 私たちは、危機管理状態においては人命こそが何よりも優先 されることを認識するとともに、コンプライアンスは、それら 危機管理状態に陥らないためのリスクマネジメントであるこ とも認識しています。
3. 人権の尊重 私たちは、性別、国籍、信条、社会的身分、身体的条件などによる差別を行わず、また他人がそれをすることを許さないこ とを常に実践します。
4. 健全な組織活動 私たちは、AOPA-JAPANの一員として活動を行うにあたり、 外部の個人や組織と誠実な態度で接し健全な関係を維持する とともに、常に公平、公正、透明な関係の構築に努めます。
5. ハンガートークの推進 コンプライアンス憲章は、ハンガートークの高い有益性を 尊重しその価値を守ります。
6. 反社会的勢力への対応 私たちは、市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的 勢力および団体に対しては、毅然とした態度を貫きます。
7. 不正の防止体制 私たちは、私たちの一員もしくは組織の行為が「AOPA-JAPAN コンプライアンス憲章」に違反する、または違反する 恐れがあると確信したときは、適切に対応し不正行為を黙認・ 隠蔽しません。
2012年1月1日 制定
NPO法人AOPA JAPANにおける貸借対照表の公告